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日記

2012.03.27

アマチュア無線機の簡易データ通信機能を試す

アイコム製 デジタルトランシーバー ID-31は、DVモード運用時、音声とデータを同時に送信する簡易データ通信ができます。

パソコンに接続してテキスト文字を送受信できるそうです。

災害時、安否情報や被害状況や救援依頼を音声で伝えようとしても、正確に伝えずらく時間がかかると思います。

文字情報でやり取りすれば、素早く正確に大量に伝えることができます。

また、他の作業をして聞くことができなくても、自動で文字情報を受信できます。

携帯電話は、災害時は、つながりにくくなる恐れがありますが、

アマチュア無線は、中継アンテナや、基地局を必要とせず、無線機同士で直接交信できます。

簡易データ通信するには、通信ケーブルと通信ソフトが必要ですが、今回、自作いたしました。

アイコム製430MHz 5W D-STAR デジタルトランシーバー

型番:ID-31 カタログ メーカー製品情報

クリックするとPDFファイルが開きます。

無線機のDATAジャックとパソコンを接続するケーブルを製作します。

最近のノートパソコンには、シリアル通信コネクタは、付いてないことが多く、

以降で紹介するUSBtoシリアル変換ケーブルが必要になります。

DATAジャックに接続

コネクタのフードの干渉するところは、若干削ります。

USB to シリアル変換ケーブル

エレコム製UC-SGT メーカー製品情報

パソコンにシリアル通信コネクタが無い場合に使用します。

ドライバソフトのインストールが必要です。

メーカーが用意したマニュアルをご覧ください。

USB to シリアルケーブルを使用した場合のCOMポート番号を確認します。

[コントロールパネル]→[システム]→[ハードウェア]タブ→[デバイスマネージャ]の順にクリック。

ポート(COMとLPT)という項目を開きます。

ELECOM USB-SERIAL Converter (COM8)

のようにポート番号が表示されます。

ポート番号を変更したい場合は、ポート別のプロパティを開き、[ポートの設定]タブ→[詳細設定]をクリック、COMポート番号の項目を変更し、[OK]をクリックします。

簡易データ通信ソフト(NCchat.exe)

シリアル通信でチャットするソフトです。

NCchat(Windows用)

初期画面

まず、シリアルポートの設定を行います。

使用するポート番号を合わせます。

(今回の例では、COM8に変更する必要があります。)

その他の設定は、通常は、このままで結構です。

無線機ID-31は、次の設定が可能ですので合わせてください。

 ボーレート:4800/9600bps
 データ長:8bit
 パリティ:none
 ストップビット:1bit
 フロー制御:Xon/Xoff

オンライン状態に切替ます。

無線機の設定は、GPS出力機能は、停止して置きます。DVモードにし、オート送信するモードにしておくと良いでしょう。

大きなボックスは、履歴ペインです。

履歴ペインには、相手から受信した文字列と、こちらから送信した文字列が表示されます。

文字列送信するには、下のコンボボックスに送信したい文字列を入力し、右隣の送信ボタンをクリックします。

無線機ID-31は、何故か、電源を入れて最初の1キャラクタが、無視されて送信できないようです。そのため文字抜けが発生予防のため、送信しても問題ないBELL(07h)コードを最初に追加しています。

テキストファイル送信機能

[ファイル]メニュー→[ファイル送信]をクリック。

ファイルを選択すれば送信できます。

Shift-JISコードなどのテキストファイルに対応

最初にBELL(07h)コードを追加しています。

最後にEOF(1Ah)コードを追加しています。

無線機は、フロー制御でXon(11h)/Xoff(13h)を使用しているためバイナリファイルは、直接、扱えません。

NCchatのメニュー構成

ファイル 編集 書式 接続 設定 ヘルプ
ファイル送信...

ファイル送信中止

ログの保存...

ページ設定...

プリンタの設定...

印刷...

印刷プレビュー...

NCchatの終了

元に戻す

切り取り

コピー

貼り付け

ログ削除

すべて選択

検索...

次を検索

前を検索

置換...

指定行へ移動...

フォント...

右端で折り返し

オンライン

通信設定...

設定保存...

設定読込...

改行位置

 CRの後

 LFの後

 なし

送信時改行コード追加

 CR

 LF

 CR+LF

 なし

ログにタイムスタンプ追加

説明ファイルを開く...

バージョン情報...

テスト結果

68,676 バイトのテストデータ(レピータリスト 31_RptList_J_120228.csv )を送信

無線機ID-31同士で、室内5mの距離で、送信出力は、0.1Wに設定にしました。

シンプレックスモード(1:1モード)

転送時間

  4800bpsの時10分45秒

  9600bpsの時9分20秒

感じられる程、時間差がありません。

9600bpsの時は、最初の1文字だけ抜けることがありましたが、4800bpsでは、安定して全て送信できました。

9600bpsの場合は、Xon/Xoff制御が増えるため、安定性に掛けるように思います。4800bpsをお勧めします。

シリアル通信ケーブルは、アンテナに近づけるとノイズが乗り易く、文字化けや、データ落ちが発生することがありますので

十分に離す必要があります。

無線機ID-31は、何故か、電源を入れて最初の送信文字は、無視され捨てられるようです。

以降は、問題出ていません。

 

NCchat.exe 最新版ビルド番号:04,Apr.2012 A

実行プログラム76KB ダウンロード

ヘルプファイル ダウンロード 

Windwos XP SP3 32bit 日本語版で動作確認(Windows7,Windows Vistaでもアプリ立ち上げは、確認しています。)

適当にフォルダを作り、その中へ入れてください。

すべて自己責任でお願いします。

このソフトを使用したことによる損害等は、補償しませんのでご了承ください。

 

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